【第1372局】大橋流と伊藤流の違い

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋には、駒を並べる際の流派が2つあります。

大橋流伊藤流です。

どちらも現代まで継承されています。

 

「大橋流」と「伊藤流」の並べ方は以下の日本将棋連盟リンクから見てください。

post_126.html

 

そもそも、なぜこのような並べ方なのでしょうか。

「大橋流」「伊藤流」について湯川博士は自身の小説の中で次のように考察しています。

「大橋流は左右対称の美しさを求めたのに対し、伊藤流には少々理屈が入る。すなわち香や角、飛車など敵陣へ直射するような飛び道具をいきなり置くのは失礼で、歩兵の前線を築いてから置くべきという、戦いに礼儀を持ち込んでいる」(湯川 2006: 14-15)。

 

湯川博士、2006、『大江戸将棋所 伊藤宗印伝』小学館

 

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620文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。