【第1471局】実際に足を使い、目で確かめて気づく

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

私はこれまでヨーロッパで将棋普及活動を行ってきました。

国内でも幼稚園児から小学校低学年の子ども1000人以上は将棋を教えてきました。

実際に、足で現地に行き、自分の目でいろいろなものを見ることができました。新しい発見もたくさんあり、逆に将棋を教えるのではなく、教わることのほうが多いです。

 

そこで、海外の人また小さい子どもに将棋を教えるときの壁として、駒の漢字があるのではないかと聞かれることが多くあります。

しかし、実際はこれは問題ではないのです。むしろ「駒の漢字」にこそ興味を示すのです。

 

それは、ある業者が、駒の漢字をアルファベット表記や模様に変え、販売したが売れなかったことからもわかります(湯川1986)。

 

ヨーロッパ(チェコ)で開催されたアニメイベントで、将棋ブースを出し、簡単な将棋を置いても、最初は食いつくが最終的に本将棋の方に興味を持ちました。そして、小さい子どもたちも、プラ駒よりも木の駒、卓上盤より脚付き盤に興味がいきます。その良さ・違いが果たして分かっているのか分かりませんが…。

 

結局、榧の足付き盤、ツゲの盛り上げ駒に私たちは魅了されるようですね。

 

文献:湯川博士,1986,『ここで将棋と会いました』情報センター出版局.

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821文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。