【第1470局】将棋の旦那

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

「旦那」という存在は将棋界の発展に欠かせない存在でした。

旦那とは、新聞社というスポンサーが登場するまで、棋士に稽古をつけてもらい稽古代を払ったり、対局場を提供したりする、いわゆる協力者です。

湯川は「間に月謝というお金が介在しているが、旦那と芸人の関係は、可愛がり可愛がられる形が日本的であり、座りがいい」(湯川 1986: 42)と評価します。

 

新聞社以外にもスポンサーがいる現代の将棋界においても、個人的な協力者はいますし、欠かせない存在となっています。

旦那は伝統文化を受け継ぐために、そして発展させるために必要な存在であるわけです。

 

実際に、私自身の活動も、協力していただける方がいることで、こうして継続してこれています。

そして、協力していただける関係があるからこそ新しいことを生み出すことができると思っています。

 

文献:湯川博士,1986,『ここで将棋と会いました』情報センター出版局.

 

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695文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。