【第1553局】良い将棋は芸術に比肩する

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

先崎(2015)に加藤一二三先生の言葉が書かれていました。

 

「よい将棋は、よい音楽や絵画、小説などと同じく芸術であり、人の心を揺さぶり、精神性を高めるものである」(先崎 2015: 144)。

 

「人の心を揺さぶる」という言葉を聞いて、多くの人はプロ棋士の名局を思い浮かべるでしょう。しかし、私が思い浮かべたのが、児童館で教えている子どもたちの将棋です。

最初は駒の動かし方も分からなかった子どもたちが次には駒を自由に動かしていて、楽しんでいる。その次は、戦法のひとつを覚える、駒の損得が分かるようになる、と行くたびに将棋が進化していくのです。

将棋の1局ではないですが、私は、子どもたちが将棋を覚えていく過程に心を揺さぶられるのです。

 

文献:先崎学,2015,『摩訶不思議な棋士の脳』マイナビ出版

 

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646文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。