皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
勝負事である将棋は、勝ち負けがはっきりしています。連続で勝つこともあれば、負け越すこともあります。
しかし、負けすぎると、負けることが当たり前になってくることがあります。
杉本昌隆先生は、「だんだん負けに慣れてしまい、『負けても仕方ない。次がある』とさほど悔しくなくなってしま」(杉本 2020: 156)といいます。
負けた場合、「仕方がない」と終わってはその後成長はできないでしょう。
しっかりと振り返り、切り替えていく必要があります。
これは、「慣れろ」といっているのではありません。「受け入れていく」べきことなのです。
杉本昌隆先生が「現実を受け入れることと、現実に慣れっこになることは全く違う」(杉本 2020: 157)というように、「慣れるべきこと」なのか「受け入れていくべきこと」なのかしっかりと区別していきたいものです。
文献:杉本昌隆,2022,『弟子・藤井聡太が教えてくれた99のこと』PHP文庫.
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760文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。