【第1605局】「慣れる」と「受け入れる」

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

勝負事である将棋は、勝ち負けがはっきりしています。連続で勝つこともあれば、負け越すこともあります。

しかし、負けすぎると、負けることが当たり前になってくることがあります。

杉本昌隆先生は、「だんだん負けに慣れてしまい、『負けても仕方ない。次がある』とさほど悔しくなくなってしま」(杉本 2020: 156)といいます。

 

負けた場合、「仕方がない」と終わってはその後成長はできないでしょう。

しっかりと振り返り、切り替えていく必要があります。

これは、「慣れろ」といっているのではありません。「受け入れていく」べきことなのです。

杉本昌隆先生が「現実を受け入れることと、現実に慣れっこになることは全く違う」(杉本 2020: 157)というように、「慣れるべきこと」なのか「受け入れていくべきこと」なのかしっかりと区別していきたいものです。

 

文献:杉本昌隆,2022,『弟子・藤井聡太が教えてくれた99のこと』PHP文庫.

 

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760文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。