【第1643局】日本の何をどう発信すべきか？

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

昨日、日本の精神たるものをこれから世界に発信すべきだと書きました。

では、日本の精神を伝えてくださいと言われて、どう伝えればいいのか分かりません。

柔道を通して日本の精神を伝える？柔道はスポーツ化し世界に浸透するとともに、武士道や日本の精神の要素は薄れています。

世界に受け入れてもらえるように、改良されてしまいました。

私は、日本の精神を発信するに、将棋が適任ではないかと思います。将棋は柔道と違い、ルールが変更される心配がありません。世界に受け入れられるように、ルールを変えようとすると、将棋ではなくチェスでいいですから。

そして、将棋は極めれば極めるほど日本文化の核心や日本の精神を理解できると考えています。

さらに、茶道などと異なり、将棋はチェスという簡単に比較できる対象が存在します。海外では、チェスをしたことがある人は多いです。そこに将棋と比較すると、違いが明らかになると思います。

将棋は、言語化しづらい日本の部分を伝える可能性を秘めています。

こうした点から将棋は日本の精神を伝えるために最適なツールだと考えています。

これまで言語化可視化されてこなかった日本を将棋を通して発信することで、日本をもっと理解してもらえると思います。

下記の媒体でも将棋普及について配信しています。ぜひフォローしてもらえると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

871文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。