【第1666局】「穴熊」の昔の呼称

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋には、金銀3枚でガッチリと玉将を守る穴熊という囲いがあります。ものすごく固い囲いで、囲いを崩すのに多くの手数が必要なため、相手にやられた時には「めんどくせ〜」と思ったりもします。

実は、この囲い江戸時代から存在しています。

 

ですが、「穴熊」という呼び名ではなく、「岩屋」という呼び名でした。

「岩の間に自然にできた穴を意味する」(田丸 2023: 93)ようです。

呼称は変われど、その囲いの効果はかわれ、現代でも使われているのは伝統の長さに驚きです。

 

穴熊」と「岩屋」、どちらの呼び名の方が好きですか。

 

文献:田丸昇,2023,『観る将のための200問 将棋文化大百科棋界にまつわる知識を極める』メイツ出版.

 

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661文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。