【第1772局】励ましの言葉

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

山崎先生は、奨励会員に「最近よく頑張っているね」という励ましの言葉がいえないようです。

実際に、「そういう優しい言葉って、嘘っぱちなんですよ。本当にある程度強くなったりした人には言いますけれど、そうでない人にそういうのは甘やかしているだけ。僕は同じ世界にいるときはなるべく使わないようにしています」(神田 2020: 87)といいます。

棋士という厳しい世界だからこそ、現実を素直に受け入れることが優しさになるのでしょうか。

小学生、中学生の時には、全国で、プロの世界で通用するかが宣告されるわけですから、励ましの言葉だけは逆に優しくないのかもしれません。その人にとってどういう言葉をかけたらいいのか考えさせられる話です。

 

文献:神田憲行,2020,『一門ーー”冴えん棋士”がなぜ強い棋士を育てられたのか?』朝日新聞出版.

 

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714文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。