皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
将棋は動きが少なく、その面白さを伝えることは困難です。YouTubeを始めた当初からの悩みであり、なかなか将棋の魅力を表現することは厳しいです。
将棋を知らない記者は勝った方がガッツポーズをすると思っていたらしく、(将棋ではガッツポーズはしない)勝者が分からなかったといいます。
将棋の面白さを伝える試みとして観戦記があります。
新聞に将棋が掲載され始めた頃の「新聞将棋欄は『一段三十五行』程度で、棋譜と数行の講評を載せるにすぎなかったが、報知はこの時から講評のほかに、『対局者の感想』を大幅に載せる形式を採用し始めた。現在の観戦記スタイルの母体をなすもので、ファンの好評はもちろんのこと棋士への刺激も大きかった。」(越智信義 1995: 55)
観戦記は将棋普及に大きく貢献した一つといえます。
私もいつか将棋の魅力を伝えられる表現方法を見つけたいものです。
文献:越智信義,1995,『将棋の博物誌』三一書房.
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758文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。