【第1922局】将棋で難しいタイミング

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋とは難しいゲームです。奥が深く未だ攻略されていないゲームの一つです。

羽生先生は、「定跡から外れる、離れる」(羽生 2016: 149)タイミングが一番難しいといいます。

続けてこう言及しています。

「定跡から離れてしまえば後は自分で考えるしか方法はないのですから、覚悟も決まるものです。しかし、このままいつか来た道を続けるか、知らない道に進むかという場面では覚悟も決まりにくいし、迷ってしまうものです。そんな時には、考えないで知らない道を選んでしまうこともあります。知らない道を選ぶほうが有意義であるでしょうし、後悔も少ないのではないでしょうか。また道筋を変えると新たな道が見えてくることもあります。私は目的地が一つだとしても、そこまで行ける道はたくさんあると思っています。そう考えれば、気楽に道が選べるのではないでしょうか」(羽生 2016:149)。

 

たまにはいつもとは違う通勤通学路、いつもとは違う選択、いつもとは違う時間に起きてみるなど、いつもとは違う道を選んでみてもいいかもしれませんね。

 

文献:羽生善治,2016,『迷いながら、強くなる』三笠書房

 

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835文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。