【第837局】横歩三年の患い

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋の格言は江戸時代から存在しています。

誰がいつ作ったのか不明なものが多いですが、ユーモアあるものばかりです。

ユーモアある格言ばかりなのは、縁台将棋から生まれたものが多いからではないかという考察されていたりもします。

 

「ヘボ将棋 王より飛車を可愛がり」「桂は控えて打て」など将棋の格言の内容は実戦で役立つものばかりです。私の場合、手を指した後、対局後の感想戦で気付かされることが多いですが…汗。

 

そんな格言のなかで、「横歩三年の患い」というものがあります。

例え一歩得したとしても、飛車の位置や手損というデメリットが多いという意味です。

 

今現在では、この格言は覆されていますが、この格言から学べることは多くあるように思います。

 

私自身が、将棋普及を行なっているので、将棋普及活動で考えてみますが、将棋普及においてもこの格言は充分に活かせるものだと思います。

 

将棋普及活動において、目先の利益だけに捕われていると、世界に将棋は広がっていかないと考えています。目の前の利益だけでなく、もっと先のことかつ広範囲な視点で考えていく必要があります。

 

格言からはいくつものことを私たちに教えてくれます。

もし、何かに迷っているのであれば格言に答えがあるのかもしれません。

 

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825文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。