【第1448局】将棋の味

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

最近、フライパンを購入し、自炊を始めました。しかし、なかなか美味しくできません。

味が濃かったり、薄かったりと、料理は難しいものです。

 

将棋にも、というものがあるのをご存知ですか?

将棋をしている人たちは、将棋を観戦しながら、感想戦したり、「味がいい」、「味が悪い」「辛い」「あまい」と言っています。

 

将棋には、どのような味があるのでしょうか。

まずは、「味がいい」は、その一手でプラスの付加価値がある場合に使います。

その逆の「味が悪い」は、その一手でマイナスの付加価値がある場合に使います。

次に、「辛い」。自分が優勢であっても、相手に隙を与えないことを意味します。

優勢な時にこそ隙が生じやすいものです。気を抜かず「辛く」いきましょう。

そして、「あまい」。これは緩い手のことです。

相手が「あまい」手ばかり指してくれると楽なんですけどね〜(笑)。

 

将棋は料理でもないのに、味があるんですね。

味があれば、消すこともあるのでは?

 

あります!「味消し」という言葉が。

今、この手のタイミングじゃないよね〜とか、勿体ない手を指した際に使います。

 

辛い食べ物に甘い食べ物を入れると、味けしになってしまいますね。

将棋でもそのようです。

 

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804文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。