【第1804局】将棋と人工知能(AI)

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋と人工知能(AI)の融合は、近年ますます進展しています。コンピュータが将棋のプロプレイヤーに挑戦し、新たな戦術や戦略を提示する一方で、人間の棋士たちはAIを学習ツールとして利用し、その洗練された手法から学ぶことが期待されています。

 

将棋とAIの歴史的な出会いは私が生まれる一年前の1997年、IBMのDeep Blueがチェスの世界チャンピオンであるカスパロフに勝利したことで始まりました。これが将棋におけるAIの可能性を広く知らしめ、将棋界でもAIの研究が本格的に進む契機となりました。

 

将棋AIが人間のトッププレイヤーに匹敵するようになる一方で、プロ棋士たちはAIを学習ツールとして積極的に取り入れています。AIは膨大なデータを元にした洗練された手法を提供し、人間の棋士たちはそれを学びながら自らの戦術を進化させています。

将棋におけるプレイは単なる計算力だけでなく、感性や直感も重要です。AIと人間の組み合わせは、両者の強みを生かす新しい局面を作り出しています。AIは膨大なバリエーションを探索し、人間は感性と経験から生まれる独自の発想を加え、より深化した将棋が生まれつつあるように思います。

 

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文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。