皆さん、こんにちは。
普及棋士8級のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
将棋の駒には表裏に文字が書いてあると思います。
え?王と金の裏には何も書いてないって?
実は、金将の裏には珍説があるのです。
将棋の駒には木の宝石と言われる材木が使用されています。
しかし、やはり最初に目に入るのは、美しい黒色の漆で書かれた将棋の駒ではないでしょうか。
せっかく、木の宝石と言われるほどの駒生地の美しさに気づかれない。
そこで、駒師は考えました。
裏に何も書かない「金将」の裏で駒生地の美しさを伝えようと。
そういう背景があり、
金将には、一番美しい木目が綺麗な部分が使われています。
普段あまり見ることがない金将の裏も見てください。
その美しさに圧倒されることでしょう。
380文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。
IORI