【第350局】文化が衰退していく理由(3)

皆さん、こんにちは。

普及棋士7級のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

文化が衰退していくシリーズ3回目となりました。

 

1回目は、需要を生み出せないでした。2回目は、担い手がいなくなるということでした。

今回、3回目は、「お金を生み出せない」です。

 

日本文化は必ず多くの魅力があり、普及されてきました。その結果、現在まで素晴らしい日本文化が私に届いているわけです。

 

しかし、どんなに素晴らしい日本文化であっても、その価値に対してリターンがなければ、衰退という道を進むことになるのです。

 

日本文化は、日本の魅力を表現し、それを提供し、リターンを生み出す努力が必要不可欠なのです。

 

よし!将棋を衰退させないため、将棋大会や将棋道場を発展させていくぞ!と意気込んだあなた。

(素晴らしい!)

 

しかし、以前と同じ方法でリターンを生み出すなんて甘いものではありませんよ。

従来の方法で常にお金を生み出せるのであれば、苦労しません。

 

直近では、新型コロナウイルス の影響でしょうか。コロナウイルス の感染拡大で、将棋大会は開催できず、将棋道場も経営難となっています。私もダメージを喰らった一人です。

 

時代は常に変化して行っています。マネタイズする仕組みも時代の流れに合わせていく必要があるのです。

 

将棋関係者の方は先が見えず、不安かと思います。

しかし、ここでどう行動していくかで、今後の将棋の行方が決まることでしょう。

 

何か、将棋界に革命が必要ですね!

 

669文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。

 

IORI