【第186局】将棋はどこで考えれば強くなるか

皆さん、こんにちは。

普及棋士8級のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋を指すときに、

相手の手を考える

その先を考える

何が最善手かを考える

 

といったように、対局中は常に考えていかなければなりません。

そこで、あなたは「頭脳」だけで考えていると思っていませんか?確かに頭脳だけで考えて将棋を指すとある程度のところまでは強くなれます。

 

しかし、より強くなろうとするときの分かれ目は、

「頭脳」だけでなく、「心」で考えているかどうかです。

 

相手の気持ちを、心で考え、読み取る。

このことが自分の棋力を伸ばすためにもっとも必要なことです。このことは、書店に並んでいる棋書では学べないことです。

 

考える器官は、実は「頭」だけには限らないのです。

数々の棋書などで鍛え上げられた頭脳が導き出した1手が、心で読み取った1手と食い違っているのであれば、もう一度その手は考え直す必要があるかもしれません。

 

447文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。

 

IORI