【第1115局】先手後手を決める「振り駒」

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋をする際、まずは先手後手を決める必要があります。

先手は先に駒を動かす側のことをいい、その後に駒を動かす人を、後手といい、交互に駒を動かしていきます。

将棋においては振り駒という行為で、先手か後手かを決めます。

 

Wikipediaによると、振り駒とは、

「まず両対局者が盤上に初期配置で駒を並べる。先手・後手の決まっていない対局の先後の決定は、記録係が原則として、上座の対局者の歩を5枚振って決める。記録係は、振り駒の前に両対局者に確認してから振り駒をする。振り駒の結果、「歩」が多く出たら上座の先手、「と金」が多く出たら下座の先手とする。

記録係がいない場合はいずれか一方の対局者(一般的に上座、上位、目上など)が自分の側の歩兵を5枚取って手のひらの中でよく振り混ぜ、盤上か近くの床やテーブルに軽く落とす。

  • 表(「歩」と書かれた面が上)の枚数が多いときは振った側が先手
  • 裏(「と」と書かれた面が上)の枚数が多いときは振った側が後手

となる。」とされています。(引用:振り駒 - Wikipedia

 

古来の将棋類ゲームやその他のボードゲームでは、サイコロを振って先手後手を決めることが一般的でした。

 

将棋で行われる振り駒は、サイコロを振るという行為に近いような気がします。

まだまだ考察する必要がありますが、こうした背景を探るのはワクワクしますね。

 

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870文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。